元禄時代の梅酒を再現した「水月」が24日から限定販売
Posted by F.Ko-Ji on 2010/12/21
大阪の池田市にある「いけだサンシー株式会社」が、元禄時代に摂州池田で製造されていたという梅酒「水月(すいげつ)」を再現、12月24日から限定500本を販売するそうです。
池田市や池田商工会議所などが出資するまちづくり会社、いけだサンシー(冨阪昭子社長)が、元禄時代の摂州池田で製造されていた梅酒「水月」を再現した。24日から500本限定で販売する。
「水月」は、池田市にある水月公園で収穫された梅の実を、小西酒造が元禄時代の復刻酒で漬け込んだ梅酒。水月公園には約250本ほどの梅の木があるそうです。
Wikipediaによると、元禄時代は1688年から1703年のわずか15年間で、江戸幕府の将軍は徳川綱吉だったとか。井原西鶴や松尾芭蕉といった人物が有名な時代です。
さらに、「元禄時代」と「梅酒」の間には実は深い関わりがあって、元禄時代に書かれた「本朝食鑑」という文献が、日本で最初に「梅酒の作り方」が記された文献なのです。そんな「本朝食鑑」の梅酒を再現したその名もずばり「本朝食鑑」という梅酒もあったりします。
そんな深い関わりのある元禄時代と梅酒。「水月」は、いけだサンシーが運営するグッズショップや引札屋、市内の居酒屋などで販売されるそうです。